キカキカクのうつわをご使用いただく前に

1. 陶器は、原料である土の粒子のスキマに水分やにおいが染み込みます。これを防ぐため、使用開始前に米のとぎ汁で30分程度煮沸することをおすすめします。こうすることで目が詰まり、水分やにおいが染み込みにくくなります。

※陶器は急温、急冷に弱いです。煮沸の際は、ご注意下さい。


2. ご使用後はにおいのあるものを入れたままにせず、すぐに洗い、よく乾燥させてください。乾燥が不十分ですと、カビの原因となります。特に、釉薬のかかっていない底のザラザラした部分は、水分やにおいがしみこみやすくなっています。

 

3. 電子レンジや食洗機の使用は基本的にはご使用いただけますが、やはり工業製品ほど丈夫にはできていません。すぐに破損、変質するようなことはございませんが、心配なようでしたらお控え下さい。


4. 作品によっては、表面に小さなヒビのようなものがみられます。これは「貫入」と呼ばれ、焼成時に釉薬と土の収縮率の違いによって発生します。貫入には年月と共にお茶や出汁などの色が染みこみ、模様のようになっていき、これは昔から「うつわの景色」と呼ばれ、陶器の特色として愛されています。

 

例えば右写真は、1.の処理をせず、約一年間毎日コーヒーやお茶を入れて使ったうつわです。

どうしても気になる場合は、ハイター等で洗うこともできます。

 

5. 一部または全体の色味が赤っぽくなっているものがあります。

これは御本(ごほん)・御本手(ごほんで)と呼ばれる、焼成時に起こる窯変(ようへん)の一つです。

御本手は、土の中の鉄分が焼成中の様々な要因で赤く発色してできます。

偶発性が高く、陶器を楽しむ景色の一つとして、特にお茶をたしなむ方に好まれるようです。

写真右は御本(ごほん)が出て赤っぽくなったもの。出てない方(左)に比べ、暖かく土味のある雰囲気になっています。

筆運びによる絵付けの違いや、ろくろによる形の違いとおなじく、御本手も陶器の性質のひとつとして楽しんでいただけましたら幸いです。

 

色々書きましたが、

お客様の好みに合わせて、生活の中で気軽にご使用いただけましたら幸いです。

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